WiMAXの新料金プラン・UQ WiMAX ツープラスギガ放題の料金や評判まとめ
月間通信容量に上限が無くなったと話題となっている、WiMAXが新たにサービスを開始した新プラン「UQWiMAX ツープラスギガ放題」について解説していきます!
現在のモバイルWi-Fiルーターを主に提供しているサービスは「UQ WiMAX 」と「Y!mobile」の2社となっており、以前は2社ともに月間通信容量の上限は「7GB」となっていました。
上限の7GBに達してしまうと「低速モード」となってしまい、かなりの遅さになってしまいます。
一昔前なら月間7GBもあれば十分でしたが、現在は更に高速通信が可能になったスマートフォンやタブレットが普及したことにより7GBでは足りなくなってきましたよね。
皆さんの中にも「最近スマホを買い換えたけど、使用容量がすぐいっぱいになる」といった方もいるのではないでしょうか?
そこで上限が無くなった「UQ WiMAX ツープラスギガ放題」とはどういった料金プランなのか、提供エリアや実測値は如何なるものかまでを解説していきます。
以前までの「UQ Flatツープラス」
以前までのプランは、2年契約プランとなっており基本使用料は4,196円でした。
その金額に更に「UQ Flatツープラス おトク割&長期利用割引」として、毎月500円の割引が入ります。
よって毎月の月額料金は3,696円で使えます。
「UQ Flatツープラス」にはauのスマートフォンと「auスマートバリューmine」というセット割引が適用可能な4年契約プランも用意されています。
月額料金は2年契約プランと変わりませんが、auのスマートフォンを持っていればauのスマホ代が毎月最大934円割引がされます。
なので実質2,762円の月額料金でWiMAXのモバイルWi-Fiルーターが利用できるということになりますね。
しかし「UQ Flatツープラス」には月間使用容量に7GBという上限が存在しました。
月間使用容量に上限が無くなった「UQWiMAXツープラスギガ放題」ではどういった月額料金となっているのでしょうか?
「UQ WiMAX ツープラスギガ放題」で変わったこと
ツープラスギガ放題の料金プラン
UQ WiMAX ツープラスギガ放題の月額基本料金は4,880円となっています。
そして「UQ WiMAX ツープラスギガ放題」にも「UQ Flatツープラス おトク割&長期利用割引」の永年500円の割引が適用となり、月額は4,380円となります。
「UQ Flatツープラス」の月額に684円をプラスするだけで月間使用容量が使い放題になるのです。
「UQ Flatツープラス」同様にauのスマホを使っている人には「auスマートバリューmine」の割引が適用可能となります。
更にLTE対応機種で「ハイスピードエリアモード」に切り替え可能になるオプション「LTEオプション」も無料で使用可能になるため、至れり尽くせりです。
WiMAXの電波だけではなく「auのLTE回線」も使用可能にするものです。
WiMAXの電波が提供エリア外の場所でもauのLTE回線が対象であれば問題なくモバイルWi-Fiルーターを使用することが可能な優れものなのです。
ツープラスギガ放題の注意点
月間の使用容量に上限が無くなったことが魅力の「WiMAXツープラスギガ放題」。
しかし見落としやすい制限が未だに一点だけ残っています。
それは3日間の使用容量の制限です。
以前までは「3日間で3GB」を利用すれば翌日の24時間に低速モードとなる通信制限が設けられていました。
しかし現在はその制限自体も「3日間で10GBまで」と大きく緩和されているため、以前のような窮屈さは改善されています。
更に制限時間も翌日18時から8時間と制限面も大幅に緩和。
制限自体は無くなるにこしたことはありませんが、それでも大きな進歩と言えるでしょう。
しかし「3日間で上限超過」した際の速度制限は以前は6Mbpsでしたが現在は1Mbpsとなっています。
6Mbpsであればギリギリ普通に使える速度だったので、この変更は唯一のマイナスポイントですね。
ただ3日間で10GBであれば「自宅で据え置きルーターとして設置して動画をガンガン視聴する」といった固定回線のような使い方をしなければ制限がかかることはありません。
外出先でスマホやタブレット、ノートパソコン等のデバイスでガンガンインターネットを使用する分には問題ないと考えていいでしょう!
提供エリアと実測値は?
提供エリアは改善されているのか?
WiMAXと言えば「地方では電波が弱い!」というイメージを持たれている方が比較的多いのではないでしょうか?
主要都市であれば問題ありませんが、地方に行ってしまうと使えなくて出張のときにガッカリしたという経験をされた方もいると思います。
「UQ WiMAX ツープラスギガ放題」になってからはどうでしょうか?
現在のWiMAXホームページにあるサービスエリアマップで提供エリアを確認することが可能ですが、2017年3月現在は東京エリアは概ね問題無し。
関西エリアは全域には未だに行き届いていない結果でした。
「LTEオプション」を契約しても未だに行き届いていない地方もあるため、「LTEオプション」加入は微妙な地域もあります。
契約を検討している方はWiMAXホームページでのサービスエリアマップを必ずチェックしておきましょう!
口コミから見る通信速度の実測値は?
「UQWiMAXツープラスギガ放題」の対象機種は下り速度が最大440Mbpsが出ると謳われていますが、実測値はどうなのでしょうか?
口コミから分析していきます!
博多駅でだいたい80Mbpsから100Mbpsに迫るほどまでは出てくれて驚きました!
家では60Mbpsぐらいだけど職場では20Mbps弱。でもそこまで不便に感じない
利用可能エリアであれば多少の落差はありますが、概ね良好と言えるでしょう。
しかし、その一方で「3日間で10GB 」の上限超過により速度制限にかかった人たちの口コミでは…
以前は5Mbpsと制限がかかっても不便がなかったのに、今は1Mbps…自宅に固定回線を引いてなかったから重宝してたのに
前は実質速度制限無しみないなもんだったのに、今は立派な速度制限がついてきたね
と制限時の速度に不満を抱く声が目立ちます。
こちらは今後の改善に期待といったところでしょうか。
おすすめの対象ルータ機種はどれ?
では「UQ WiMAX ツープラスギガ放題」の特性を活かすのであればどの機種がいいのでしょうか?
「LTEオプション」が無料になるのであればauのLTE対応機種で決まり!
モバイルWi-Fiルーターではダントツで「Speed Wi-Fi NEXT W04」でしょう!
WiMAX2+、au4GLTEともに対応なので、「auスマートバリューmine」が適用可能な方であれば「LTEオプション」が無料で使用可能なのでこれで決まりです!
「auスマートバリューmine」が適用不可能な方であれば「WiMAX2+」のみ対応の「Speed Wi-Fi NEXT WX03」でもいいでしょう。
下り速度最大は両機種ともに理論値で440Mbpsとなっています。使用可能エリアであれば実測値も心配ありませんね。
- auスマートバリューmine適用可なら→W04
- それ以外の方→WX03
据え置き用としてはまだプランに難がある「Speed Wi-Fi HOMEL01」
外出先ではなく自宅のみでの使用を目的した「Speed Wi-Fi HOME L01」も展開されています。
こちらもWiMAX2+とau4GLTEどちらも対応しておりますが、自宅での据え置き用としては「3日間で10GB」の通信容量の上限がどうしてもネックになってきます。
以前にように制限時の速度が5Mbpsであれば問題はそこまでないのですが、現状では1Mbps程度なので使い勝手がいいとは言えません。
現に3日間での容量上限が設定されていない「SoftBank Air 」と比べると見劣りしてしまうのが正直なところです。
制限が緩和されれば据え置き機として今後の有力な選択肢になるでしょう。
最後に
月間での通信容量の上限がなくなったことと「LTEオプション」の活用で利用可能エリアも広がったUQ WiMAX ツープラスギガ放題。
ネットが使い放題になったのでかなりおすすめできるWiFiサービスです。
このページから申し込むとお得なキャンペーンも適用されるので、チェックしてみてくださいね!